共生社会の実現に向けた生涯学習の充実
県教育委員会では、令和2年度より、文部科学省の委託を受け「共生社会の実現に向けた生涯学習支援に係る実践研究事業」に取り組んでいます。
学校卒業後の障がいのある人たちの生涯を通じた多様な学びの機会や家族・関係者を含めたつながりの場を創出・拡充し、持続可能なものとしていくために、推進協議会を組織し、調査研究、実践研究及び普及啓発に取り組んでいます。
文部科学省の事業概要
文部科学省では、「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究事業」を実施しており、令和6年度は以下の3つを事業内容としています。
1 生涯学習を通じた共生社会の実現に関する調査研究
2 地域における持続可能な学びの支援に関する実践研究
(1)地域コンソーシアムによる障害者の生涯学習支援体制の構築
(2)地域連携による障害者の生涯学習機会の拡大促進
(3)大学・専門学校における生涯学習機会創出・運営体制のモデル構築
3 普及・啓発活動の強化
(1)障害者参加型フォーラム
(2)共生社会コンファレンス
(3)アドバイザー派遣
このうち、宮崎県では「2 地域における持続可能な学びの支援に関する実践研究」の「(1)地域コンソーシアムによる障害者の生涯学習支援体制の構築」に取り組んでいます。
【文部科学省】①「学校卒業後における障害者の学びの支援に関する実践研究事業」
【文部科学省】②令和6年度委託事業受託団体等一覧
【文部科学省】③令和6年度コンファレンス開催日一覧(令和6年9月現在)
【文部科学省】
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本県の連携協議会
県内各地の教育、福祉、関係団体、行政の各分野の方々に委員を委嘱し、事業の方向性について協議しています。
(1)令和5年度委員名簿
(2)令和5年度コンソーシアム連携協議会
① 第1回(令和5年7月13日)
対面開催(宮崎県庁防災庁舎)
② 第2回(令和5年8月25日)
対面開催(宮崎県立図書館)
③ 第3回(令和5年11月11日)
対面開催(宮崎県庁防災庁舎)
④ 第4回(令和6年2月6日)
対面開催(宮崎県庁7号館)
過去の協議会
普及啓発
「ひなたのつどい(共に学び、生きる共生社会コンファレンス)」
令和6年1月27日(土)に対面とオンラインのハイブリッドで開催いたしました。
詳細は以下を御覧ください。
【当日のプログラムと配付資料】はこちら
特別番組・啓発CM
特別番組
放送:令和5年12月3日(日) 16:55~17:25
啓発CM
放送:令和5年11月25日(土)から12月9日(土)まで
障がい者の生涯学習推進を表すシンボルマーク
この「みやざき 共生社会のまなび」シンボルマークは、障がい者の生涯学習を推進することを表す。市町村や県の社会教育施設等で実施する講座イベントの案内チラシ、講座一覧等で、障がいのある方々が受講できる講座や、障がいの有無にかかわらず誰もが参加できる講座であることを示します。
(1) シンボルマークが示す意味
内閣府の共生社会制作シンボルマークである四つ葉のクローバーをモチーフに、手を繋いだマークで「共生社会」を、文具のマークで「学習」の意味を加え、共生社会における学びを表す。オレンジは人が創る温かいコミュニティーを、グリーンが幸せ・やすらぎを表します。
(2) シンボルマークの形態
クリックでダウンロードいただけます。
「みやざき 共生社会のまなび」① |
「みやざき 共生社会のまなび」 ③縦帯型 |
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「みやざき 共生社会のまなび」 ②横帯型 |
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(3) 使用例
- 都城市教育委員会生涯学習課の講座「フットバス体験会」
- 延岡市教育委員社会教育課の講座「かねのね」
- 宮崎県立看護大学の公開講座「ひむかアカデミアin看護大学」 など
(4) 使用許諾や使用料など
- 障がいの有無に関わらず、誰もが参加できる社会教育講座やイベント等で使用できます。
- 使用料は設けず、申請も必要ありませんが、使用する際に、講座名などを県生涯学習課へ連絡をお願いします。
(5) データ
- 「みやざき 共生社会のまなび」① (jpg画像 946KB)
- 「みやざき 共生社会のまなび」②横帯型 (jpg画像 984KB)
- 「みやざき 共生社会のまなび」③縦帯型 (jpg画像 285MB)