トップページ > 学校・家庭・地域が一体となった教育環境づくり > 学校支援地域本部事業 > 平成21年度 実践事例集 > 延岡市 > 北方中学校区学校支援地域本部
連絡先 |
延岡市立北方小学校 |
場所 |
延岡市北方町川水流卯965 |
電話 |
0982-47-2070 |
FAX |
0983-47-2130 |
1.実施状況
対象学校 |
北方中学校、北方小学校、美々地小学校、城小学校、三椪小学校 |
地域教育協議会 |
構成委員 26人 |
実施回数 4回 |
地域コーディネーター |
1人(PTA役員) |
学校支援ボランティア |
登録数 112人 |
延べ人数 131人 |
活動分野(環境整備・登下校安全指導) その他(読み聞かせ、面接支援、クラブ活動支援、音読) |
2.学校支援の取組事例
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校内環境整備ボランティア(校内の除草、軽微な修繕、花の植栽等)
・ 花ボランティアネットワークの会による植栽・除草(北方小、城小、美々地小)
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登下校時の安全確保ボランティア(登下校時の見守り)
・ 干支っ子隊(北方小・北方中)による登下校時の安全確保
- 読み聞かせボランティア(小中学校に出向き読み聞かせ)
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学校行事支援ボランティア(クラブ活動支援)
・ 三椪小高齢者クラブによる、昔の遊び等のクラブ活動支援
・ 美々地小ステージ組立
・ 城小ボランティアによるもちつき等の学校行事支援
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音読支援ボランティア(通称「金ボラ」)
・ 北方小で金曜日の朝自習の時間に音読の聞き役としての支援
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面接支援ボランティア(高校受験のための面接指導)
・ 北方中3年生を対象とした、北方町役場OBによる高校受験用の面接の支援
3.対象学校の児童生徒・教職員・学校支援ボランティアの感想等
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児童生徒
・ 面接官のボランティアをやってもらったが、担任の先生と違い、良い意味での緊張感があり、自信がついた。
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教職員
・ 地域の方が学校に入ることで、子ども達の視野を広げ適度な緊張感がうまれた。
・ 授業で取り組めない作品作り等を実施することで授業等を充実することができた。
・ 花作りなどボランティアにやってもらい感謝しているが、反面、生徒が自分達で花作りをしようという意識が薄れたように感じる。
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学校支援ボランティア
・ 子ども達からパワーをもらい、ボランティア間でも知り合いが増えてよかった。
・ 学校内や地域で子どもから声をかけてもらえてうれしい。子どもと触れ合えるボランティアに生きがいを感じている
4.成果と課題
成果
- 事業開始後2年が経過し、事業自体もある程度地域に浸透してきた。ボランテイアの登録も着実に行なわれ、学校からのニーズも増えてきた。
- 「読み聞かせボランティアネットワーク」等の学校区の垣根を越えた組織が、それぞれのボランティアごとに概ねできあがり、地域全体で組織的な活動が行える基盤ができつつある。課題
課題
- 独自でアンケートを実施した結果、先生からの回答で「先生と生徒が向き合う時間が増えたとは言えない」との意見があった。先生と生徒が向き合う時間を確保できるほどのニーズを学校から引き出すことが必要である。
- 次年度は事業最終年であることから、事業終了後の活動の方向性を決定していく必要がある。
学校支援の取組風景