トップページ > 学校・家庭・地域が一体となった教育環境づくり > 学校支援地域本部事業 > 平成21年度 実践事例集 > 日向市 > 平岩小中学校支援地域本部
連絡先 |
日向市立平岩小中学校 |
場所 |
日向市大字平岩33-3 |
電話 |
0982-57-1555 |
FAX |
0982-57-2076 |
1.実施状況
対象学校 |
日向市立平岩小中学校(日向市立平岩小学校・日向市立岩脇中学校) |
地域教育協議会 |
構成委員 14人 |
実施回数 1回 |
地域コーディネーター |
1人(元校長、元社会教育指導員) |
学校支援ボランティア |
登録数 46人 |
延べ人数 1,624人 |
活動分野(学習支援活動・環境整備・登下校安全指導・学校との合同行事) その他(放課後・休日の指導) |
2.学校支援の取組事例
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読書活動
全校児童生徒を対象に月2回読み聞かせ、1年生を対象に毎週1回読み聞かせ、図書室の整備、新刊書の整理
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地域学習
伝統芸能(神楽、臼太鼓、平岩音頭踊、獅子舞等)を放課後や休日に指導、ふるさとの時間の学習(校区内商店街、平岩地蔵尊、碁石製作所、日の平湿地、郷土料理、石田川調査)講話・指導や引率支援
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ボランティア活動
花いっぱい活動を学校で実施し地域で展開、高齢者との交流活動(1年生、9年生)、地域ボランティアの意見交換会の実施、栽培園の提供と継続した支援活動(野菜、サツマイモ)、環境整備、クリーン作戦の実施、材料の提供(竹、堆肥、苗等)
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安全活動
前期ブロックの遠足や社会見学の引率、刃物を使う学習(図画工作、調理)の安全指導、安全監視員の連絡体制の整備(登下校の安全見守り、1年生だけの下校見守り)
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学習支援
キャリア教育の実施(7、8年生:体験・訪問受け入れ事業所の調整、5,6年生:仕事に関する講話)
幼児との交流推進(前期ブロック生、8年生)、教科等の指導支援(家庭科、書写・毛筆)
3.対象学校の児童生徒・教職員・学校支援ボランティアの感想等
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児童生徒
・ できるようになるのがうれしい。授業が進むのでうれしい、早くできるので授業が楽しい。
・ 分からないときにすぐに教えてくれたので、良かった。
・ 行事のたびに助けてもらっている。ありがたい。やさしい。
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教職員
・ 個別指導の時間が増え、学習内容の定着や理解が深まる。
・ 学校と地域の連携や児童生徒についての理解が深まり、心強く感じる。
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保護者
・ 多くの人に見てもらえてありがたい。ボランティアについて子ども達と考える機会につながる。
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学校支援ボランティア
・ 学校、教師、児童生徒を身近に感じるようになり、できることは手伝いたい。やりがいがある。
・ 子ども達のパワーやボランティア同士のコミュニケーションの深まりから、元気をもらっている。
・ 保護者の教育に対しての意識はあまり変化していないのではないか。
4.成果と課題
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成果
・ 学校・家庭・地域が一体となって地域ぐるみで子どもを育てる体制が少しずつ確立され、学校への支援が強化された。教師も児童生徒も満足できる授業や活動ができた。
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課題
・ 年間の活動計画を作成するとともに、人材バンクを作成し円滑な活用を進める。また、ボランティアの活動状況や成果を、保護者や地域へ報告する機会を多くする。
学校支援の取組風景