令和元年度「 地域学校協働活動 」推進に係る県教育長表彰受賞団体名簿
表彰の趣旨
地域と学校が連携・協働し、幅広い地域住民等の参画により、未来を担う子どもたちの成長を支え、地域を創生する活動(地域学校協働活動)のうち、その取組が特に優れ、他の模範と認められる個人及び団体に対し、その功績をたたえ教育長が表彰を行う。
※平成25年度から平成28年度までは、「地域による学校支援推進にかかる県教育長表彰」として実施。
団体名 【所在地】 |
推薦機関 | 主な功績等 |
---|---|---|
古城っ子放課後 子ども教室 【宮崎市】 |
宮崎市 教育委員会 |
放課後の安全・安心な居場所づくりのため、毎週水曜日に学習や季節イベント等の地域人材を活用した多様な活動を行っている。また、まちづくり推進委員会等と連携し、年に数回児童クラブの児童も参加する映写会も行っている。コーディネーターを中心に、学校と地域が連携した活動内容の充実に努めており、子どもたちが地域の方と関わりながら成長できる環境づくりに貢献している。 |
川南西地区 自治公民館 子ども見守り隊 【川南町】 |
川南町 教育委員会 |
児童生徒の登下校中の自主的な見守り活動は以前から行われていたが、平成26年以降、自治公民館長が規程やマニュアルを整備し、公民館活動の一環としての見守り活動となった。月1回学校との連絡会を開催し、児童生徒の様子や課題とその対応について協議することで、地域が子どもたちを守り、育てる意識が広がっている。また、町内の他の自治公民館による見守り隊発足の手本となっている。 |
細野まちづくり 協議会 【小林市】 |
小林市 教育委員会 |
安心安全部会、こども育成部会、地域づくり部会で構成し、防災、伝統文化継承、世代間交流、農業体験、地域活性化等の幅広い活動を行っている。平成30年に事務所を細野小学校内に移転してからは、小・中学校と連携・協働した取組がより充実し、子どもと地域の方との交流が促進されている。高齢者とのふれあい登校や地域行事への子どもたちの参加など、特色ある取組が多い。 |
保存会 【えびの市】 |
えびの市 教育委員会 |
保存会では、約400年前えびのの地で時の支配者島津義弘公が戦勝祈願や凱旋祝いに踊らせた輪太鼓踊りを、えびの市立飯野小学校6年生に「えびの学」の学習の時間に指導している。指導は、踊りの歴史の講話から始まり約3か月をかけて行われ、9月の運動会で子どもたちと一緒に踊りを披露し、郷土芸能の継承や地域を愛し、地域貢献しようとする人材育成に繋がっている。 |
平家 大いちょう太鼓 【椎葉村】 |
椎葉村 教育委員会 |
平成10年に、松尾地区の活性化を目的に、有志により結成された。設立当初からジュニア太鼓を立ち上げ、松尾地区の児童生徒に指導しているほか、松尾小学校の総合的な学習の時間においても太鼓を指導し、その成果を椎葉平家まつりや生涯学習実践発表会、公民館主催行事等において発表している。子どもたちの健全育成、地域の活性化に貢献している。 |
清本鐵工 株式会社 【延岡市】 |
延岡工業 高等学校 |
延岡工業高校PTA後援会に対して長年にわたって資金援助を行っており、学校は3年次の課題研究において有効活用している。課題研究は生徒が3年間学んできた知識や技術を生かして「ものづくり」を行うものであり、専門高校の集大成と言えるものである。生徒の発表の中には「津波避難誘導灯」のように地域で役立つものもあり、この支援は生徒の学習だけでなく、地域貢献にもつながっている。 |